優しい光の話

by Staffbob's


昼はオブジェとして、夜は光と影で印象をガラリと変える。
照明は場の雰囲気を演出するインテリアの要です。
明るさだけでなく、落ち着く優しい光を。

日本では均一な明るさが好まれますが、
欧米ではほのかに暗く優しい光が好まれます。
それは我々日本人と違って欧米人の目の色素が違って強い明かりに弱いからです。
その中でもデンマークは特に日照時間が短く、青白い空で生活している為、
北欧有名デザイナーの照明もこれらを考慮して優しい光になるよう設計されています。自宅の照明を見せる為、カーテンをしない家があるくらい照明の使い方に拘っています。

ただいきなりほのかに優しい光と言われても。暗いと見辛くて生活しづらいし。この部屋でどのくらい明るくなるかわからない。
明るい生活に慣れている私たちにとって、明るい空間を求めるのは当然です。
でも誰しも一度はホテルに泊まったことがありますよね。
ホテルでは、ほのかに暗く優しい光で快適に過ごしているのに。

そこでスタッフの自宅10畳で明るさを検証してみました。

こちらは最近入荷したばかりのNordic talesのペンダントランプです。
乳白色のオパールガラスシェードの光が部屋の半分まで行き渡り、一灯だけでも食事や普段の生活においては問題ない明るさです。オパールガラス特有の柔らかい光が和ませてくれます。

 

こちらはWOUDのペンダントランプです。クールな印象の佇まいとアクリルから放たれる上質な光は先ほどよりは弱く、一灯だけだと暗いと感じる方が多いと思います。個人的にはこのほうが落ち着いて好きです。
テーブルランプやフロアランプを用いて光を補う方法も空間に奥行きが生まれるのでお勧めです。

過ごし方によって必要な明るさは様々ですが、明かりを絶対必要としない場合、少し暗いくらいの優しい光をお勧めします。

何故なら光で落ち着きが変わるからです。
日が暮れてきたらペンダントランプとテーブルランプをつけて。
光と共存するかのように。光を上手に扱うとなんだかすごく特した気分になりますよ。


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